30代で結婚しようとした時に、相手が自営業の場合には色々な考え方があります。もし結婚しようかなと思う相手が自営業だとしたら、知っておきたい内容についてお伝えしていきますので、参考にしてみてくださいね。
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夫が自営業であることのメリット
夫が自営業の場合にメリットがあるケースも。ではどのようなメリットが得られるのでしょうか。
出来高制という考え方
仕事の内容にもよりますが、例えばお店をしているのなら、売上が多ければ多いほど収入が得られるという考えになります。
このため、会社員よりも収入を得やすいケースも。自分にとって興味のあるものを販売しているお店なら、夫婦でお店をする夢が叶うこともあります。
従業員を雇ったり夫婦だけでお店を切り盛りしたりする場合もありますよね。飲食店を経営しているのなら、お店にお客さんが多く来れば来るほどお店が儲かるイメージもあるでしょう。
自由なイメージ
会社勤めとなると、会社の規則に従わなければいけない…と思うため、これを窮屈に感じる人もいるでしょう。
夫が会社の規則に苦しんでいる姿を見ているよりも、自由な仕事の仕方をしているのを見て、安心感を持てる妻もいるのです。
会社勤めをしている夫にはない自由さが、自営業にはあります。これを経験したら、もう会社員には戻れないと思うような男性もいるでしょう。
好きなことを仕事にできる
自分にとって好きなものを販売したり、好きなものを作ったり。好きなことを仕事にできているのが自営業のイメージでもあります。
このため、夫が生き生きとして仕事が出来るので、見ている妻としても嬉しい気持ちになるでしょう。
残業などもありませんので、夫が家庭サービスをしてくれる可能性もあるのです。会社の枠に縛られなくて済むというのは、自営業の最大のメリットと言えるでしょう。
夫が自営業であることのデメリット
夫が自営業であることにより、デメリットも生じます。メリットだけではないと理解したうえで、結婚について考えるようにしたいですね。
収入が安定しない
職種にもよりますが、毎月の収入が安定しないケースもあります。季節により収入が大きく違う家庭もあるでしょう。
会社員とは違って固定というものがないのは、良い面もあれば悪い面でもあるのです。収入が安定しないと、将来のプランを立てにくくなるケースも。将来はマイホームを購入したい!思っていても、収入が安定していないと夢を持ちにくくなるのです。
結果として、妻は会社員として外で働くようになるかもしれません。最初から夫は自営業で妻は外で働くと決めているのなら、これもひとつの結婚のスタイルなのです。
福利厚生的な問題
会社員の場合には、福利厚生が充実しているケースが多いですよね。でも自営業になると個人で国民年金や国民健康保険に加入しなければならなかったり、確定申告も自分でしなければいけなかったりするでしょう。
今まで会社員だった人が、会社を辞めて自営業をスタートさせた時に、まずぶつかるのがこの問題です。
今までは当然のように会社がしてくれていた内容を、全て自分でしなければならなくなるでしょう。理解したうえで会社を辞めたから仕方がないと思いながらも、自営業になる前にどのようなことが必要かを、よく理解している男性が理想的ですね。
妻が手伝わなければいけない場合も
喜んで手伝おうとする妻もいれば、出来れば従業員やパートを雇ってほしいと思う気持ちも。子供が生まれて家事が忙しいのに、夫の仕事を手伝わなければいけない…。こうなると夫婦が仲良く過ごすのは難しいのです。
もめたり喧嘩をしたりするケースも多いでしょう。夫のする行動に対してイライラしてしまう妻もいれば、妻の態度に納得できない夫もいます。
同じ仕事をするとしても、自営業である時点で協力し合う姿勢が必要になるでしょう。こんなに頑固だったなんて…と夫に対して残念に思う時もあるかもしれません。
プライベートとビジネスが一緒になってしまう、これが自営業のデメリットでもあるのです。
資格を持っているかどうか
自営業の中にも様々な種類があります。資格を取得して自営業をしている人も多いでしょう。例えば個人病院や個人弁護士事務所など。こういう人は有資格者になるのです。
同じ自営業でも、有資格者のほうが何かあった時に強いというようにも言われているのは、なぜでしょうか。
資格を活かして再就職できるから
例えば個人弁護士事務所を立ち上げたけれど、経営が難しくて諦めるようなケースもあります。でも資格があるので、総合弁護士事務所のような場所に勤務をするのが可能でしょう。
つまりはあまり労せずして、再就職が出来るのです。資格を持ちながら自営業をしている人なら、資格を持っているのがかなりの強みになるでしょう。
もしも結婚をしてから自営業ではなくなっても、再就職をすぐにできると思うと安心感を持てるでしょう。
資格がない場合
特に資格を持たずに、スキルだけで自営業をするパターンも、ネットビジネスなどもそのひとつですよね。
この場合に、それなりのスキルがあれば会社勤めも可能かもしれません。ところが再就職がなかなか出来ないようなスキルとなると、この時にかなり困るようになるでしょう。
妻が仕事をしていれば、なんとかなるかもしれませんが、どうしても生活が安定しなくなります。こう考えると自営業の人と結婚をする時には、妻が仕事をしている必要性があることに。
もしくは、資格やスキルをしっかり持っている男性なのかを確認してから、結婚をした方が良いと言えるでしょう。
30代で結婚を自営業の相手とするとしたら
もしも結婚しようと思う相手が自営業だとしたら、結婚できる!と思い嬉しくて高揚してしまう自分をセーブして、冷静に将来について考えるのが大切です。
結婚をして、本当に問題なく生活をしていけるのかどうか、これはとても重要でしょう。実際に結婚をしてみて、こんなはずではなかった…と愕然とすることのないように、相手の職業内容、そして仕事への考え方などについても聞いておく必要があります。
軽い気持ちで結婚をしてしまうと、かなり妻への負担が大きくなる傾向もありますので、気を付けるようにしましょう。