笑ってごまかす心理について、実際にやりとりをしていると「理解ができない…」と感じる時もありますよね。その心理には、どのようなものがあるのでしょうか。
今回は笑ってごまかす心理について、一緒に見ていきましょう。
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逃げ場のない思い
この場で笑うしか方法がない…という逃げ場がない思いで、笑ってごまかす心理があります。
他に手段があるのなら、そうするかもしれません。でも今は良い手段が見つからないので、焦りを感じている場合もあるでしょう。
自分のミスをわかっている
自分がミスをしたとわかっているような時。周りから責められる前に、笑ってごまかす人がいますよね。
これに対して周りは「こんな時によく笑えるね」と呆れてしまう場面も。でも自分のミスに対して、まっすぐに向き合うことができないのです。
もしまっすぐに向き合ってしまうと、辛くなりその場にいられなくなってしまう思いもあるでしょう。
このため、笑ってごまかすのを自分の中で逃げ場にしている人もいるのです。他にすべがないような時、笑ってごまかす心理があるでしょう。
笑えば許してもらえるように思っている
ここで笑えば、相手が「仕方がないなぁ」と許してくれるように思っているのです。このため、笑うことで許してもらいたい気持ちを持つ人も。
でも笑顔を見てすぐに許せる内容もあれば、さらにイライラしてしまうようなケースもありますよね。
相手の性格などについて理解せずに、笑ってしまうと相手との関係を悪化させてしまうリスクもあるのです。
これに気が付いている人なら、どのような時なら笑ってごまかせるかどうかを理解しているのでしょう。
追い詰められている
今、自分はどうしたらいいのだろう…と追い詰められているような時には、笑ってごまかす心理が働きます。
周りが怒っているとわかっているので、ここでどう対応をしようか悩む気持ちあるでしょう。追い詰められるような状態になった時に、ひたすら謝る人もいます。
でも笑ってごまかす人もいますよね。人により追い詰められた時の対応は違うものなのです。
そして、実際に自分が追い詰められてみないと、対応の仕方についてもわからない場合が多いでしょう。
相手を笑顔にさせたい
一緒にいる相手とのやり取りで、気まずくなるような場面も。でもこのまま気まずい状態では、いたくないと考えて居るのです。
気まずい状態から、相手を笑顔にさせるためには…と考えて、笑ってごまかす心理が働くのでしょう。
つられて笑顔になってくれることを期待している
笑ってごまかすようにすれば、こちらにつられて相手も笑顔になってくれると期待を込めています。
でもただ話題に詰まってしまっただけなら、これも可能でしょう。しかし相手を怒らせたり不快にさせたりしているのに、こちらが笑ったからといって相手も笑ってくれる可能性は低いのです。
それよりも「どうして今、笑っていられるの?」と思う人は多いでしょう。でも気まずい雰囲気に対して、なんとか良い雰囲気にしたい思いがあるので、笑ってごまかすしかできないのです。
不器用なタイプの男性で女性慣れしていないとしたら、どうすれば女性が笑顔になってくれるのかわからずに、間違った行動をしてしまうケースもあるでしょう。
相手の機嫌を良くしたい
相手が不機嫌になっているような時、自分が笑ってごまかすことで、この場が和むような場合もありますよね。
特に大切な相手に対しては、できるだけ早く機嫌を直してほしい思いがあるのです。機嫌を直す手段として、笑ってごまかすようにする人もいるでしょう。
例えば自分がドジをした話をして、相手が笑ってくれたら自分も今までの重い空気について笑ってごまかす心理になるのです。
相手の機嫌を良くするためなら、少しくらい自分はカッコ悪い面を見せてもいいと思うケースも。
これよりも機嫌の悪いままの状態でいる相手を、目の前で見ているのが辛いのです。このために、自分の過去の話を出して相手を一生懸命笑わせようとしている姿は、いじらしさを感じさせるものかもしれません。
言い訳が浮かばない
相手に対して申し訳ないことをした時に、言い訳が浮かばないような時があります。相手は謝罪以外に、きちんと理由を求めている場合も。
でもどうしても言い訳が浮かばないような時に、笑ってごまかしてしまいたくなる心理もあるのです。
うまく言い訳をしたい
本当は、うまく言い訳をしたいと思っているのですが、これができないので残念な気持ちがあるのです。
相手から「なぜこんなことをしたの?」と詰め寄られると、焦ってしまって言い訳が浮かばなくなる人も。
こういう時に、うまく言い訳ができる人をうらやましく思う人もいるでしょう。でも自分には言い訳が上手にできないのです。
もし言い訳をして、嘘になってしまうのならこれを避けたい…と考えると、より言い訳ができなくなり、ただ笑ってごまかしたいと思うのでしょう。
笑って相手の反応を見る
相手に対して謝るのですが、謝る時に既に笑いながら謝ってくる人もいます。「ごめんね。僕が悪かったよ」と笑いながら言う姿を見て、本当に悪いと思っているの?と女性としては思いますよね。
でも謝ってくれたからもういいかな…と思える寛容な女性もいるのです。このため、まずは笑いながら謝るようにして、相手の女性がどのような反応をするか様子を見るケースも。
相手の女性がさらに怒ってくるようなら、笑ってごまかすのは通用しなかった…と思い、別の手段を考えようとします。
でも笑ってごまかせたのなら、とても嬉しく思い「二度としないから」のように、相手に対して言うようにするのでしょう。
笑ってごまかす心理には愛情を含むものも?
笑ってごまかす心理に対しては、愛情が含まれている場合があります。相手との関係を悪いものにしたくないので、笑ってごまかすのでしょう。
もしも関係が切れても仕方がないと思う相手になら、どのような反応でも構わないと考えるはず。
でもそうではないからこそ、笑ってごまかしながらも相手の様子をしっかりと見ているのです。
こういう時には、笑っていてもどこか落ち着きがない態度をするので女性としては、相手の気持ちに気づくことができるでしょう。