嫌味を言う心理には愛情がある時も！？

嫌味を言う心理に対して、愛情があるはずがない…と思う時は多いですよね。でも嫌味を言うからと言って、必ずしも敵視されているわけではないのです。

今回は、嫌味を言う心理についてどのような思いがあるのかを見ていきましょう。

嫌味を言う心理とは

嫌味を言う心理には、どのようなものがあるのでしょうか。いくつかのものについてお伝えしていきましょう。

嫉妬している

相手に対して嫉妬心がある時に、嫌味を言う心理になる場合があります。例えば男性にとって好きな女性が他の男性と話している時。

嫉妬心があるのですが、それをストレートには言えないものですよね。この時に「仕事中によくあんなに話せるね」のように、言ってくるケースもあるでしょう。

これについては、好きな女性と話していた相手に対して嫉妬心があるので、嫌味を言ってしまうのです。

これを言われると、女性としては肩をすくめたくなってしまうもの。この男性に対して、好意は持ちにくいでしょう。

でも嫉妬心を押さえておくことができないので、仕方がなく嫌味を言うケースもあるのです。

プライドが高い

プライドが高い人は、自分のプライドを守ろうとして嫌味を言うことがあります。プライドの高さについては理解をしているのでしょう。

でもこれをどう守ればよいのか分からないので、嫌味を言ってしまうのです。嫌味を言う自分に対して、満足をしているわけではないのでしょう。

できればもっと素直にやり取りをしたいと思うのですが、これができない自分に対してジレンマを感じているのです。

でも一番守りたいのは、自分のプライド。それならと思い、嫌味を言う心理になってしまうのでしょう。

プライドを傷つけられそうな場面になった時には、すかさず嫌味を言うように自分なりに意識をしている人もいます。

愛情表現のつもり

嫌味を言うことにより、これが愛情表現のつもりというケースもあります。愛情表現は人により様々ですよね。

素直に相手の魅力について、素直に伝えられる人もいれば、そこまで器用にはできない人もいるのです。

嫌味を言うことで、愛情表現をしようとするタイプはどちらかというと不器用なタイプ。でも器用にはなれないと思うので、嫌味を言いながらもなんとか愛情が伝わるように願っているのです。

派手なファッションをしている女性に対して、本当は褒めたいと思っているけれど「職場には合わないね」などのように言ってしまう時も。

この後に「デートの時には合うけれど」と言えればよいですが、そこまで言えない男性もいるのです。

嫌味を言いやすい男性のタイプ

嫌味を言いやすいのは、どのような男性が多いのでしょうか。嫌味を言ってくる男性のタイプについてお伝えしていきましょう。

自信がない

自分に自信が持てないので、嫌味を言う男性も言います。なんとか言葉で、自分を防御したいと思っているのでしょう。

自信のある人は、嫌味を言わなくても自分を守れるもの。こういう人を見ると、羨ましさを感じる人もいるかもしれません。

自信がない自分に対して、認めたくない思いもあるでしょう。だからこそ嫌味を言って、相手の反応を見ようとするのです。

このように自分が言えば、相手はどういう対応をするだろう？と慎重に考えて、言うようにしているケースも。

でもどのように言われても嫌味に変わりはないので、言われた側としては傷つく可能性もあるでしょう。

反応が気になる

相手の反応が気になってしまうタイプが、嫌味を言うケースもあります。相手を褒めて反応を見る人もいますが、嫌味を言って相手がどのような行動をとるのかを見ているのでしょう。

反応を気にするタイプの人は、相手の行動が気になって仕方がないのです。でも気になっているとは知られたくないもの。

もし知られてしまうと気の弱い人間のように思われると、考えてしまうのでしょう。反応を気にするタイプなので、自分が周りにどう言われているのかについても、気にしてしまうのです。

話上手だと思っている

自分は話すのが上手だと思っている男性も、嫌味を言う場合があります。様々な内容の話ができると自負をしているのでしょう。

人を励ますこともできれば、嫌味を言うのも得意。こう考えているので、自分のコミュニケーション能力についても自信を持っています。

相手が自分の話にのってくれたら、とても嬉しいと感じるでしょう。でも話していて退屈そうにされると、急いで他の話題を出すようにします。

相手を楽しませるために、相手に興味を持ってもらうために、話題を駆使しているのでしょう。その話題のひとつが、嫌味の場合もあるのです。

嫌味を言う心理の人への接し方

嫌味を言う人に出会った時には、どう接すれば良いのでしょうか。この方法について見ていきましょう。

個性と思い認める

相手の個性だと思い、認めてあげるのもひとつの方法です。嫌味を言うのが好きなのだろうと思い、あまり重く受け止めないようにしてみましょう。

でもどう考えても許せないと思う内容については「言葉が過ぎませんか？」と言うようにする勇気も、持つようにしたいですね。こちらがそこまで言えば、相手も少しはひるむはずです。

隙を見せない

嫌味を言う相手に対しては、できるだけ隙を見せないようにしましょう。もし見せてしまうと、ここぞとばかりに嫌味を言う人もいます。

隙を見せることにより、男性にモテる場合もありますが、嫌味を言うような人には別ですよね。こういう相手に対しては、隙を見せないようにして嫌味を言わせないようにしてみましょう。

そうすればかなりやり取りが楽になるはずです。これから先も、接する時に怖い思いをしなくて済むでしょう。

嫌味を言う心理に隠された気持ちとは？

嫌味を言う心理に隠された気持ちについては、表面だけでは分からないものもあるかもしれません。

例えばかまってほしい思いがあり、注目されたくて嫌味を言う人もいるでしょう。相手の望むものや求めていることについて、理解をするのも必要です。そうすれば、嫌味を言う機会が減る可能性もあるでしょう。

相手の望んでいる内容が分かってくると、相手との接し方や距離感についても見えてくるはず。そして、話す内容についても把握しやすくなるのです。