嫌いになれない心理になるのは、理由がある場合がほとんどです。相手の男性をこのまま好きでいるのはよくないと思いながらも、嫌いになれないのはなぜなのでしょうか。
今回はその理由と、今後の行動の仕方について詳しく見ていきましょう。
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愛着があるから
長い期間ずっと一緒にいると、いつの間にか愛着が湧いて相手のことを嫌いになれない場合もあります。
特に相手が悪いことをしていないとしたら、このまま一緒にいてもいいかなという気持ちになるケースも。
家族のような気持ちになっている
相手を異性として見ているというよりも、家族として見てしまっている場合もあるでしょう。この場合も嫌いになれない心理が働くのです。
家族に対してはときめきは感じませんが、安らぎや癒しを与えてもらえると思うものかもしれません。
このためずっと一緒にいようかというように考えてしまうのです。なぜ家族のような気持ちになるのかについて、一度理由を考えた方が良いでしょう。
自分自身が相手に甘えすぎてしまっているのも理由かもしれません。相手が甘えてきていることに対して、受け入れてしまっているのも原因のひとつでしょう。
家族のような気持ちのままで結婚に至るケースもありますが、やはり一度気持ちの整理をしておくのが重要です。
友達のように思っている
親友のような感覚があるので、嫌いになれない場合もあるでしょう。友達のような恋人のような関係のまま、ずっと過ごしてきているカップルもいるのです。
嫌いになれない心理になるのは、相手が自分にとって大切な存在だから。でも大切と言っても、その度合いや考え方は人により違いがあるでしょう。
友達のように思うと相手に伝えると、相手も同じ考えの可能性があります。でもこれを伝えることによって、お互いに一度別れて友達になろうというように思ってしまうケースもあるのです。
相手にそう言われても良いとの覚悟があるなら、友達として考えていることを伝えてもよいでしょう。
友達のようなカップルも理想的なものだと思えるのなら、このまま何も言わず一緒に過ごすのもひとつの方法ですね。
自分から告白したから
勇気を出して告白した相手には、できれば離れたくないという気持ちを持つものです。せっかく勇気を出して告白したので、別れてしまうのはもったいないと感じるでしょう。
そして自分の告白に応えてくれた相手に対して愛着を感じるのです。自分から告白をしたのではなく、相手から告白されたとしたらさほど愛着は湧かないものかもしれません。
好かれて付き合ったという関係性であれば、割り切るのも早いでしょう。付き合った時には相手に対して感謝の気持ちを持つのですが、だんだんとやはり自分が好きになった相手と付き合いたいと思うようになるケースも。
自分から告白をした場合は、愛情を持って告白したと納得しているので、嫌いになれない心理になりやすいのです。
相手に依存している
相手に対する依存心が強いので、嫌いになれない場合もありますよね。この人なら許してくれる、甘えさせてくれるというように感じているので、このまま付き合っていこうと思ってしまうのです。
甘えすぎるのは自分のためにならない
甘えさせてくれるからといって甘えすぎてしまうと、結果としては自分のためにならないのです。
相手としても疲れてしまう可能性があるでしょう。優しい人や優柔不断な人は、相手が甘えてくるとそれに対して応じてしまうもの。
でもそれが相手のためにならないというふうに伝えてくれる人の方が、本当は真面目に考えてくれているケースもあるのです。
甘えられる相手を持つのも必要ですが、自分があまりにも甘えすぎてしまうと思うのなら、ここで依存していることに気がつく必要があるでしょう。
嫌いになれない心理になるのは、自分にとって都合が良い相手だと思っているから。これは相手に対してもとても失礼ですよね。
早い段階で相手と一度よく話し合うようにして、今後の行動の仕方を決めていくようにしましょう。
居心地の良さを感じる
恋愛感情はもうないかもしれないけれど、居心地の良さを感じる関係性もあります。この場合も相手のことを手放すのが惜しいような気持ちになるものでしょう。
居心地の良さを感じられる相手というのは、なかなか出会えないと思う人もいるのです。もし今この相手と離れてしまうと、そういう自分にとって気楽に過ごせる相手はもう見つからないという気持ちを持つことも。
居心地の良さを感じているのが、お互いに同じであれば問題はないのですが、こちらだけがそう感じていて相手は苦痛に思っている可能性もあるのです。
これについても一度話し合ってみる必要があるでしょう。相手に迷惑をかけてしまっているかもしれません。
優しい性格の人は、それでも受け止めてくれている場合もあるのです。
もともと依存しやすい性格
自立しているように見えて、実は人に依存しやすい性格の人もいます。もっとしっかりしなければいけないと思いながらも、相手に対してつい頼ったり甘えたりしてしまうのでしょう。
それが適度なものなら良いのですが、過度になると相手の負担になってしまいます。依存しやすい性格だと自分でわかっているのなら、なおさらここで自分の性格を変えていくことを考えるようにした方が良いでしょう。
依存しやすいということに対して、相手が指摘をしてくる場合もあります。このように言われた時には素直にその言葉を聞いて、今後どのように変わっていけばよいのかアドバイスをもらうことも必要ですね。
依存しやすい性格はなかなか直らないと、自分で決めつけてしまっている場合もあります。でも実際にはそうではなく、自分で変えていこうと思えば変われる可能性はとても高いのです。
嫌いになれない心理になった時の行動の仕方とは
嫌いになれない心理になった時、どう行動すれば良いのか迷う人は多いですよね。でも自分の中でなぜ嫌いになれないのか、その理由を明確にしなければ行動の仕方についても決めることができないのです。
今のまま一緒にいても良いのかどうか、お互いのためになるのかどうかについては、一人で決めずに相手と相談する時間を持つようにしましょう。
この上でお互いに相手を求めているのであれば、少し時間をおいてもう一度会うようにすることが理想的でしょう。
このまま惰性のようにして付き合ってしまうと、結果として良い付き合い方ができないケースが多いのです。