泣き上戸にいなりやすい人が身近にいると、対応に困る時がありますよね。仲良くしたい思いはあるのですが、これからのやりとりについて悩むケースも。
今回は泣き上戸になる心理をお伝えしていきますので、相手と親しくなるために役立ててみてくださいね。
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泣き上戸になってしまう理由
泣き上戸になってしまうのは、どのような理由があるのでしょうか。いくつかのものについて見ていきましょう。
表現できていない感情がある
普段から自分の感情を出すことができずに、ため込んでしまっている場合もあります。例えばすぐに愚痴を言う人であれば、それによりストレス解消できるケースもありますよね。
でもこれができないタイプの人なので、いつの間にか自分の中に辛い気持ちをため込んでしまうのです。
優しい性格や臆病だからということもあるかもしれません。そして「自分の中の辛い思いを人に話すのは申し訳ない」と気を遣いすぎている可能性もあるでしょう。
悩み事を抱えている
人にあまり悩みを話さない人は、悩み事があってもそれを自分の中で一人で抱え込んでしまう傾向にあります。
信頼できると感じる相手にも、なかなか言えないケースもあるでしょう。悩み事が何もないふりをして、無理に明るく振る舞うこともあるかもしれません。
相手を心配させたくない気持ちが強く、明るくて接しやすいと思われたい場合もあるでしょう。特に好きな人からは、魅力的だと思われたいので無理をしてしまうのです。
寂しいと感じている
心の中に孤独感があり、寂しいと感じていると泣き上戸の心理が働く時もあります。思い切り泣くことができると、すっきりするケースもあるでしょう。
でも人に話を聞いてもらい、それにより涙を流して穏やかな気持ちになれる可能性もあるのです。
このため寂しいという思いに蓋をして我慢をしているので、ふとしたきっかけが原因となり、泣き上戸になることもあるかもしれません。
泣き上戸になりやすい人の特徴
泣き上戸になりやすい人には、共通する特徴があります。この特徴についても知っておくようにしてみましょう。
感情表現が苦手
感情表現がもともと得意ではないと、自分で理解しているケースもあるでしょう。このため感情を伝えるのが得意な人を見ると、羨ましい気持ちになるのです。
自分にはできないことができていると思い、相手に対してその方法を聞きたくなる場面もあるでしょう。
自分の中の思いをどう表に出せばよいのかわからないまま、子供の頃から我慢をしてきたというタイプの人もいます。
これについては「この人の前では気持ちを表現できる」と感じた時は、少し勇気を出して伝えてみるのも必要かもしれません。
人から構われたい
人から放っておかれていると感じると、とても辛く感じる人もいます。構ってほしいけれど、誰からもそうしてもらえないと思った時には、泣き上戸の心理になることも。
自分から相手に対してストレートに、構ってほしいという言葉は伝えにくいものですよね。このためサインに出すケースもあるのです。
そのサインに気が付いて、相手を構おうとすることがあるかもしれません。でも相手が鈍感なタイプの場合は、サインをいくら出しても気が付いてくれないケースも。
このような時には、思い切って「もう少し連絡を多くしてほしい」というように具体的な伝え方をしてもよいですね。
目立ちたい
多くの人がいる前で、泣いてしまう人もいます。この場合は泣くことにより、注目を集めたい思いも関係しているかもしれません。
例えば女性であれば、泣くことで周りの男性から優しくしてもらえる可能性もあるでしょう。
でも同性からは「あの人はすぐに泣く…」「泣いたら済むと思っているのかしら」のように、避けられてしまう可能性もあるのです。
目立ちたい思いがあっても、同性からも好かれるような行動の仕方をするのが理想的ですね。
同性から好かれない行動をしすぎると、結果として職場にいづらくなってしまったり仕事がしにくくなったりするケースもあるのです。
泣き上戸になりやすい人との接し方
泣き上戸になりやすい人に対しては、どう接したらよいのでしょうか。親しくなる方法としても理解しておきましょう。
普段から話を聞くようにする
話す時に自分の話ばかりをするのではなく、相手の話を聞く姿勢を見せるようにしましょう。
相手が何を悩んでいて、相談したいと思っているのかを理解するのが大切です。普段から話を聞くようにしていると、心を開きやすいと相手から思われることが多いでしょう。
泣き上戸になる人は、そうなりたくてなっていない場合もあるのです。できれば早い段階で、誰かに支えてほしいという考えもあるでしょう。
相手が泣いても受け入れてあげる
泣いている姿に対して、面倒だなと思うことがあるかもしれません。でも大切な存在だと感じるのなら、相手を慰める優しさを持つようにしたいですね。
泣いている理由を聞くと、納得できる場合があるかもしれません。そして少しでもよい方向に向かうように、アドバイスをするのも必要でしょう。
これから先にも親しくしたい思いを伝えて、安心させてあげることも愛情表現として大切なのです。
頼ってもらえるように努力をする
相手から「この人は頼れる」と思われる存在になるために、自分なりに努力をするようにしてみましょう。
「この人は頼れない…」と思われてしまうと、距離ができてしまうことが多いのです。それを避けるために、普段からフォローをしたり仕事ができる自分になれるように意識したりするとよいですね。
結果として信頼される人物になれると、相手から自然に頼ってもらうことができるようになるのです。
泣き上戸になりやすい心理の人が求めること
泣き上戸になりやすい心理の人は、自分の中で辛いと感じる思いについて理解してほしい気持ちが強いです。
でもそれを素直に表現できずに、相手を困らせたくない思いから我慢をしてしまうのでしょう。
そしてどうしても耐えられなくなり、泣き上戸になるケースもあるのです。泣けば済むというわけではなく、泣きたくないけれどどうしても辛いという涙の可能性もあるでしょう。
そう考えると「少しでも一緒にいて安心できると思われる存在になりたい」と努力をしたくなる場合もありますよね。