競争心が強い人の心理に対して、興味を持つこともありますよね。自分とは違う感覚だと思うと、把握しにくいように感じるケースも。でも相手とできるだけ仲良くなりたいと思った時には、心理を理解していくことも必要になるのです。
今回は競争心が強い心理について、詳しくお伝えしていきますので今後の接し方に役立ててみてください。
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競争心が強い心理になる理由
競争心が強い心理になる理由には、どのようなものがあるのか気になるところです。その理由についてお伝えしていきましょう。
周りにライバルが多い
仕事などで、周りに自分と同じくらいのレベルの人が多いと感じることがあります。もしくは自分よりも優れているかもしれないと、一目置くような存在がいる場合も。
このような時には、競争心が強い心理になりやすいのです。「この中で自分が一番優れている」という思いを持ちたいので、ライバルに勝つための方法を色々と考えるというケースもあるでしょう。
魅力的に思われたい相手がいる
優れた人物であることが周りに認められると、好意を持っている異性に興味を持ってもらえる可能性があります。今までは人と争うことが苦手だったという人でも、好きな人からよく思われたい気持ちが強くなる時もあるでしょう。
そして「あの人はとても素敵な人だな」と思われるために、競争心が強い心理が働くこともあるのです。このためアプローチしたい相手が現れてから、仕事もうまくいくようになったというパターンもあるでしょう。
異性からモテたい
身近に異性からモテている人がいると、「自分の方が魅力的なのに」と思うこともあるかもしれません。悔しい気持ちと共に、自分自身のレベルを高める努力をしようと思うようになるケースも。
そうすることにより、自分の方がモテるようになると思い込んでいる場合もあるのです。競争心が強い心理になるのは、「この人に負けたくない」という思いもありますが、少し努力をすれば勝てるはずという気持ちも関係している可能性が高いでしょう。
競争心が強い人の特徴について
競争心が強い心理になりやすい人には、共通する特徴がある場合が多いです。その性格や人柄などについて一緒に見ていきましょう。
自分を認めてほしい
自分のことをもっと認めてほしいと思うのは、今現在あまり評価されていないように感じているから。自己肯定感を高めるためにも、周りの人からもっと認められる自分になりたい気持ちがあるのです。
そうすることにより、今までよりも自信を持って堂々と人に対して接することができる場合もあるでしょう。でも「この人に認めてもらえたら、それだけでいい」と思えるような相手が現れると、あまり無理に競争せずに自分らしさを大切にしようと思うことができるかもしれません。
向上心が強い
努力をすることが習慣化している真面目な性格の人は、競争心が強い心理になりやすいです。自分の能力を信じながら更に努力を重ねることにより、必ず今よりもレベルアップすることができると信じているのでしょう。
特に好きな人ができた時や結婚相手となる人の前では、頼られる存在でいたいと思うもの。このため競争心が強い人の心理としては、向上心を持ってこれからも頑張っていこうという思いを持つことが多いのです。
他人と自分を比較する
人と自分をよく比較してしまい、自分にないものを持っている人を羨ましく思う性格の人もいます。もしくは自分が人よりも優れている面に対して、これからも長所として伸ばしていこうと思うケースも。
いずれにしても競争するとしたら、相手がいなければできないという考えを持っているのでしょう。このため人と比較をして自分が劣っている面については、許せない気持ちになり競争心が強い心理が働くのです。
でも他の人から見れば「人と比較をしなくてもいいのに…」と思われている可能性もあるのです。
競争心が強い心理になる人との理想的な接し方
競争心が強い心理になる人には、接し方について悩むこともあるもの。では理想的な接し方について、いくつかの内容をお伝えしていきましょう。
ある程度距離を保つ
ひとりで努力をしたいと思う時や、恋愛よりも仕事を優先したいと思うことが多い場合も。このため少し距離を保つようにして交際をしていった方が、結果として長続きする可能性があるのです。
相手から相談をされた時には、丁寧に聞くようにしたいですね。でも自分の時間を大切にしたいタイプだと感じるのなら、少し距離を保ちながら接していった方がお互いにとってよいケースもあるのです。
励ましたり労ったりする
競争心が強いタイプの人は、疲れていてもそれを見せないこともあるかもしれません。でも本当は励ましや労いの言葉を求めていることもあるでしょう。
このため今後親しくしていきたい思いがあるのなら、LINEなどで励ましや労いのメッセージをするように意識したいですね。
会えた時には、相手の努力や頑張りに対して「あまり無理しすぎないでね」と伝えるようにするのも愛情表現のひとつでしょう。
特別感を与える
人と比較をすることが習慣になっているので、特別感を与えられると嬉しいと思う可能性があります。
例えば相手を褒める時にも「さすが〇〇くんは、頭の回転が速いですよね」などのように、他の人とは違うという面を具体的に伝えるようにすることが必要です。
そうすると「この人は自分のことを理解しようとしてくれている」と感じるので、できれば親しくしていきたいと思われやすくなるでしょう。
自分を特別だと思ってくれているので、それに対して感謝の気持ちになり好意を返したくなるケースもあるのです。
競争心が強い心理になる人と接するのは難しい?
競争心が強い心理になる人に対しては、自分とは性格があまりにも違うと感じたとしても、その思いを認められるかどうかが重要です。
もし自分は違う考えを持っているとしても、否定をせずに一度は受け入れるようにする姿勢を持つようにしたいですね。
そのうえで相手にアドバイスのように話すことができれば、素直に聞く姿勢になってくれる可能性があるのです。
競争心を持つこと自体は長所とも言えるものでしょう。このため身近で見守ったり応援したりしていくような関係性を築いていきたいですね。