大丈夫と言う心理には、どのような思いが隠れているのか気になる場合も。大丈夫と口では言っていても、そうではないケースもありますよね。
今回は大丈夫と言う心理について、どんな本音があるのかをお伝えしていきましょう。
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我慢をしている
本当は我慢をしているのですが、大丈夫と言ってしまう人もいます。これぐらい大丈夫だと思われたい、そして大丈夫ではない自分を許せないと自分に厳しい人もいるでしょう。
強い人間だと思われたい
特に好きな女性の前では、大丈夫と言ってしまう男性もいます。強い男だと思ってほしい、弱い人間だと思われたくないのでしょう。
もし弱いと思われたら、男としてカッコ悪いように感じているのです。このため無理をしてでも、大丈夫と言うようにしていることも。
でも表情に出てしまう場合もあるのです。どう見ても大変そう、辛そうな状態の中でも大丈夫と言う男性に対しては、女性からフォローをしてあげるようにしましょう。
「よかったら手伝います」「何かお役に立てませんか」のように穏やかに伝えるようにすると、相手の男性も本音を言って頼ることができるのです。
習慣になっている
大丈夫と言うのが習慣になっている人もいます。こう言わないと、自分で落ち着かないのでしょう。
「全然大丈夫じゃないです」と冗談で言った後に、モヤモヤしてしまうタイプの人も。冗談でも言わなければよかった…と反省をしてしまうのでしょう。
自分で習慣になっているので、こう答えるのがベストだと思う気持ちもあるのです。もし違う答え方をしたら、後悔するかもしれないのでいつも通りの自分でいたいのでしょう。
でもいつも通りだと自分で思っていても、やはり苦しいと感じる時がありますよね。こういう時には、人に対しては大丈夫と言いながらも自分で行動についてコントロールする場合もあります。これが出来るタイプなら、大丈夫と言うことが習慣でも問題ないでしょう。
他の言葉が浮かばない
大丈夫と言う言葉以外に、よい言葉が浮かばないので大丈夫と言う心理になる人もいます。他の言葉をうまく言えるのなら、もっと楽なのに…と考えているケースも。
でも自分の中でこの言葉しか浮かばないので、仕方がなく言っている人もいるでしょう。この場合は、トーンが低かったりなんとなく辛そうだったりするので、分かる可能性が高いのです。
本当は大丈夫ではないはずだと思ったのなら、相手に対してサポートをするようにしましょう。
頼りたいと思っていても出来ないタイプもいます。男性には特にこういう人が多いので、女性としてはうまくフォローが出来るようになりたいですね。
気持ちを理解してフォローしてくれる女性の姿を見ると、男性はとても嬉しい気持ちを持つものです。
好かれたい
好きな相手に対しては、何でも大丈夫だと言ってしまうパターンもあります。本当は大丈夫ではなくても、好きな人と親しくなりたいと思っているのでしょう。
この場合は好かれたい思いが強いので、大丈夫だと伝えて相手とよい関係になりたいと考えているのです。
相手から見ると自分のお願いやわがままに対して、大丈夫だと言ってくれる人を求めるはずだと、思い込んでいる場合もあるでしょう。
でも時には「わがまますぎるよ」と叱ってほしいケースもあるのです。何でも大丈夫と言ってしまうと、ただのいい人で終わってしまう可能性もあるでしょう。
ちょっと度が過ぎていると思った時には、相手に対して大丈夫とは言わずにこの内容について、諭すような場面も必要なのです。
特別扱いしたい
相手を特別な存在だと思っているので、この人から言われたことにだけは…と思い、大丈夫という心理になる場合もあるでしょう。
特別扱いをしたい、これについて気が付いてほしいと思っているのです。こうすることで、相手ともっと親しくなれると考えているのです。
特別扱いに対しては、女性は弱い傾向があります。特別感を与えてくれる男性に対して、自分も特別な思いを持つケースもあるでしょう。
そして大切に扱われていると感じるので、自分からも大切にしたいと思う時もあるのです。特別扱いしてくれる相手に対して、感謝の気持ちを持つ場合もあるでしょう。
大丈夫と言う心理の人への接し方について
大丈夫と言う心理の人には、どう接するべきなのでしょうか。最適な接し方についてお伝えしていきましょう。
相手の様子を見る
大丈夫だと相手が言うのなら、最初は様子を見るようにしましょう。これに対してすぐに否定をしてしまうと、相手を傷付けることになってしまうのです。
傷付けないようにするためには、しばらく様子をみる余裕が必要になるでしょう。様子を見たうえで、本当に大丈夫かどうかをチェックしておくのが大切です。
そして大丈夫だと本当に思ったのなら、相手に任せるようにしてみましょう。そして感謝の気持ちを伝えて、自分からも出来ることはないかを聞くようにしたいですね。
出来るだけ手伝うようにする
相手が大丈夫だと言っていても本当は違うと少しでも思うのなら、出来るだけ手伝うようにしましょう。
できることがありそうなら、これに対して提案をしてみてもよいですね。相手が求めるものがあるかもしれません。
でも大丈夫だと言っているのにお節介をあまりしすぎると、相手の気持ちを踏みにじるリスクもあるので、適度な提案にしておくのが大切でしょう。
深く話してみる
表面的には大丈夫と言っているけれど、こうではない可能性もあるでしょう。このため本当に大丈夫なのかについて、穏やかに優しく話してみるのもよいかもしれません。
穏やかに聞くようにすれば、相手も本音が言いやすくなるのです。そして自分が無理をしていることに気付いてくれたのを、嬉しく思う場合もあるでしょう。
大丈夫と言う心理になった時には
もしも自分が大丈夫と言う心理になった時には、本当に大丈夫なのかどうか自分の心に聞いてみるようにしましょう。
無理をしていると明らかに分かるのなら、無理をせずに頼れる面については頼ることが必要です。この方が相手から親しみを持たれて、仲良くなれる可能性もあるでしょう。
大丈夫と言い過ぎると、そういう人だと思われて放っておかれてしまうケースもあるので気を付けるようにしたいですね。