感謝できない心理にはどんな思いが隠れているの？

感謝できない心理に対して、自分とは感覚が違うように思い悩む場面も。今回は、感謝できない心理に隠れた思いについて、お伝えしていきましょう。

感謝できない心理について

感謝できない心理については、様々なものがあります。その中のいくつかのものについて、見ていきましょう。

素直になれない

素直になるのが苦手なので、感謝ができない人もいるのです。この場合は、本当は心の中で感謝の思いがあるのですが、これを表現できないだけの場合も。

素直になれないと自分でも分かるので、変わりたい思いもあるのです。でもそれができずに、苦しんでいる可能性もあるでしょう。

素直に感謝の言葉を伝えている人を見ると、自分もそうなれたらいいのにと思うかもしれません。

でも性格はなかなか変えられないもの。相手が素直になれるようになるまで少し様子を見てやり取りを続けてみましょう。

照れてしまう

感謝できない人の心理には、照れてしまうというものもあります。今まであまり人に親切にされた経験がないので、照れてしまうのでしょう。

照れてしまうと、ありがとうと言葉に出せないケースもあります。でも相手が照れているように見えると、嬉しいと思っているのが伝わりますよね。

この時点で、自分のしたことは正しかったと思うようにしましょう。感謝の言葉がないからといって、諦めたり落ち込んだりするのは、とてももったいないですよね。

照れてしまう相手に対して、無理に感謝の言葉を求めるのは、とても酷なのです。これよりも、相手の表情が少しでも嬉しそうなら満足できるようにしたいところ。

求めているものが大きい

これぐらいでは感謝はできないと思うのは、相手が求めているものが大きいからです。少しのことでも、感謝できる人もいれば、かなり大きなことをしなければ感謝できない人もいるでしょう。

小さなことでも、ありがとうと言えるのはとても素敵ですよね。でもこれができないタイプの人もいるのです。

自分なら、絶対に感謝の言葉を言うのに…と思うと理解がしづらいもの。でも人には様々なタイプがいると思うようにして、あまり気にしないのも賢明なのです。

こちらがこんなにしてあげたのに…と思っても、相手にとっては全然足らないと感じるケースも。こういうタイプには、どんなに努力をしても伝わらないかもしれません。

一度努力をするのをやめて、相手の様子を見るようにしてみましょう。「今まで、とてもお世話になっていたんだ…」と分かり、謝ってくる可能性もあるのです。

つまりは、してくれているのを当然だと思い甘えているので、感謝できない心理になるケールもあるでしょう。

感謝できないタイプの人とは

感謝できないタイプの人については、いくつかの共通したものがあります。そのタイプについてお伝えしていきましょう。

頑固な性格

感謝をすると、負けのように思い頑固になってしまうタイプもいます。こういう人は、感謝できない場合が多いでしょう。

頑固だと自分で分かっている場合もあれば、人から言われて気づく例もあります。頑固な性格の人には、こちらが良かれと思いしたことや言った内容についても、感謝されにくいもの。

とても悲しい気持ちになってしまうかもしれません。でもこの人はこういうタイプだと思うようにして、割り切るのも時には大切です。

様々なタイプの人がいると思うようにすれば、仕方がないと思えるようになるかもしれません。

異性とのやり取りが苦手

元々異性とのやり取りが苦手な人は、同性がしてくれた時には「ありがとう」と素直に言えても、異性からの場合は構えてしまう場合があるでしょう。

異性に対して、ありがとうと言いにくいと感じるのです。笑顔でありがとうと言うと、好意を持っていると誤解されると考える人も。

もしくは、好意があるからこそ言えないケースもあるでしょう。異性に対してのやり取りを得意とする人なら、上手に感謝の言葉が言えるはずです。

感謝を態度や行動に示すのも得意かもしれません。でもこれも人によって得手不得手があると、理解をするようにしたいですね。

感謝されたことがない

自分が感謝をされた経験があまりないと、人に対しても感謝の気持ちを言えない場合がらります。

自分にとっては、相手のためになると思いした行動について、感謝どころか文句を言われた経験がある人も。

この場合には、もう誰に対しても感謝の気持ちを言わないでおこうと、人に対して距離を置いてしまうのです。

距離を置くようにすると、相手とのやり取りについても楽だと考えるのでしょう。傷付いた経験があるので、もう傷つきたくない気持ちがあるのです。

どうしても臆病になってしまうのは、仕方がないことかもしれません。本当は素直に感謝の気持ちを伝えたい、でも相手の対応や反応が怖いとと思ってしまうのです。

感謝できない心理に対しての接し方

感謝できない心理に対しては、どう接すれば良いのでしょうか。接し方を理解していればとても楽な気持ちになれるものです。

少し距離を置く

相手との距離を近づけたいと思い、親切にしたり優しい言葉をかけたり。でも相手が良い反応をしてくれないとしたら、少し距離を置くようにしましょう。

少ししつこいと思われている可能性もあるのです。しつこいと感じる相手に、感謝の言葉を言うと、相手の行動が更にエスカレートするので、わざと感謝の言葉を言わない人もいます。

少し距離を置くようにすると、見えてくることも多いでしょう。

感謝を求めない

見返りを期待せずに、こちらがしてあげたいからしたと思うようにしてみましょう。でもこれが迷惑になっているかどうかについても、考える必要があります。

もし迷惑にはなっていないようなら、相手からの見返りを求めずにしばらくは、同じように接していきましょう。そのうちに相手も好意の返報性として、ありがとうと言ってくれることがあるはずです。

感謝できない心理について知ってみよう

感謝できない心理については、マイナスイメージを持ちやすいもの。でも相手もこれにより悩んでいる場合もあるのです。

できれば感謝をしたいのに…と悩んでいる可能性もあるので、もう少しゆっくりと距離を縮めるようにしてみましょう。