好きなものが嫌いになる心理には、とても好きだったのに急に興味を失くすものがありますよね。
自分でも理由が分からず、そのままやり過ごしてしまう場合もあるでしょう。もし対人関係なら、きちんと理由を理解しておきたいはず。
今回は好きなものが嫌いになる心理に、ついて詳しくお伝えしていきましょう。
Contents
好きなものが嫌いになる心理について
好きなものはいつまでも好きなはずなのですが、心理が関係すると嫌いになるケースもあるのです。では好きなものが嫌いになる心理を詳しく見ていきましょう。
夢中になりすぎた
好きなものが嫌いになるのは、完全燃焼して自分なりに終わりを迎えたからでもあるのです。たとえば大好きなアーティストに対して、追っかけをするほど夢中になっていた時期を懐かしく感じる時がありますよね。
これは集中的に好きになってしまったためで、繰り返し夢中になり飽きてしまったと考えられます。
「十分好きになったからいいだろう」と心の中で区切りをつけているのかもしれません。
自分がネガティブになっているため
好きなものが嫌いになるのは、ネガティブになっているのが理由の場合もあります。本来良いところばかりが見えて好きだったのに、嫌な面が色々見えるようになっている心境でしょう。
たとえば仕事で失敗してイライラしている時にデートをしたら、彼氏が普段していることを突然不快に感じる場面がありますよね。
好きなものが嫌いになるのは、好きでいる心の余裕がない可能性があるから。なぜ嫌いになったのか不思議に思ったら、自分に起こったネガティブな出来事を振り返ってみましょう。
他に興味を引くものがある
好きなものを嫌いになるのは、それ以上に興味を引くものが見つかったため。恋人のことを好きなのですが、それ以上に刺激的で素敵な人が登場してしまったというケースもあるでしょう。
決して嫌いになったわけではないのですが、心の整理ができずに嫌いになったと自分で思い込ませている場合もあるのです。
好奇心旺盛な人は常に気になるものが目に入ってくるので、好きなものや嫌いなものがコロコロと変わるかもしれません。
好きでいられない要因ができた
好きなものが嫌いになるのは、物理的な要因も関係しています。たとえば趣味で言うと、旅行が大好きなのにいつのまにか嫌いになってしまうことも。
これはお金がかかる、時間がないからといった物理的なことが大きな要因でしょう。好きでいたいけどできない状態があると、自然と心の負担になり心理的に嫌いになってしまうのです。
同じく人間関係でも好きな人を嫌いになるのは、相手に恋人ができた時など好きでいられない原因が出来た可能性があるでしょう。
期待し過ぎた
好きなものに出会った時の最初のインパクトは、次第と影が薄くなり徐々に興味をなくしてしまうパターンはよくあります。
好きなものにはかなり期待する心理もありますので、好きな食べ物なら少し風味が違うだけで残念に感じる時も。
好きなものが嫌いになる心理とは好きだからこそ完璧を目指してしまい、好きという感情よりも好きでいないといけないプレッシャーで、本来の感情を失ってしまう場合もあるのです。
自分の価値観が変わる
好きなものが嫌いになるのは、自分の価値観が変わるのも心理的に関係しています。たとえば音楽で言うと、好きになった時の心境やライフスタイルが変わると嗜好が自然と変わってくるものです。
若い時は激しい音楽が好きでも、年齢を重ねると静かな音楽を好むようなケースも。価値観がかわると、好きなものが嫌いになったような気持ちになってしまうのです。
好きな人が嫌いになる理由とは?
好きなものが嫌いになるように、好きな人を嫌いになることもありますよね。良い関係を続けたい相手なら、まずは理由をきちんと明確にするところから始めましょう。
手に入れるまでが楽しい
好きな人を嫌いになってしまうのは両想いになり安心してしまうと、突然相手の魅力が軽減してしまうため。
片思いの頃はすべてが憧れだったのに、付き合い始めると気持ちが冷めてしまうのです。
このタイプは恋愛に刺激を求める傾向にありますので、熱しやすくて冷めやすい自分をよく分析しておくのが必要ですね。理想と現実は必ずしも一致しないことはよくあるのです。
自信がない
好きな人が嫌いになるのは、自分に自信がないことも関係しています。たとえ相手から好意的な気持ちをアピールされても、「私なんて無理…」と頭のどこかで思ってしまう時も。
恋愛に対して深入りしないように一線を引く傾向がありますので、相手が好きになってくれても態度と心のギャップが大きすぎて、スムーズに恋愛ができないケースもあります。
もっと好きな人がいる
好きな人を嫌いになるのはもっと好きな人ができたためで、新しい恋に向かうことを自分の言い訳にする場面も。
選択肢を与えられた時、消去法で判断することがありますよね。人間関係も同じで、いい人だけどいつも忙しい、素敵だけど性格がきついなど。
好きな理由よりもネガティブな面を考えると、次第と嫌いになってしまうのです。消去法で残った人が最終的に好きになってもいい人、そんな考え方をするタイプの人もいるでしょう。
恋愛経験が少ない
好きな人を嫌いになるのは、相手のことをたくさん知り始めたのが理由でしょう。恋に恋しやすい人は、理想や憧れが土台にあるため現実が受け入れられない場合も。
好きな人とデートするのは幸せなはずですが、実際には喧嘩をしたり価値観の違いがあったり夢のような時間ではないケースもあるでしょう。
経験不足なので、リアルな恋愛が自分の固定観念とずれてしまうのです。好きな人のすべてを受け入れられないと感じると、気持ちが冷めてしまうのでしょう。
好きなものを嫌いにならないコツについて
好きなものを嫌いになる心理に対しては、人間関係ならうまく自分の気持ちを整理する必要がある場合も。では好きなものを嫌いにならないためのコツをお伝えしていきましょう。
ポジティブに相手を判断する
好きなものが嫌いになるのは理由があるので、嫌いになった背景は考えておきたい内容。その際に意識したいのは、相手ではなく自分に理由がないかどうか考えることです。
片思いから両想いになって急に相手に冷めてしまうのは、明らかに自分の気持ちの変化があるからでしょう。
相手の悪いところを見つけて自分の考え方を正当化しないように、ポジティブ思考で状況を見る心の余裕を持つとよいですね。
無理に好きでいることはない
好きなものが嫌いになるのは誰にでもあることで、自分に何が起こっているのか不安にならないことが大切です。
好きなもの以上に興味を持つものが出来ても、それは自分の価値観や心境の変化と言えるでしょう。
無理やり好きでいるよりも、自然な自分の気持ちを受け入れることが必要です。すると新しい世界が発見できるようになるはずです。
好きなものが嫌いになる心理には素直でいるのも必要に!
好きなものが嫌いになるのは、自分が成長している証でもあるでしょう。でも対象がものではなく人間の場合、まず自分の感情を整理して相手を否定しないように意識してみるとよい関係が築ける可能性が高くなるのです。