好き嫌いが激しい心理にはどんな思いがある?接し方のコツについて

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好き嫌いが激しい心理にはどんな思いがある?接し方のコツについて

人の好き嫌いが激しい心理になる人と接する時、どうすれば穏やかなやりとりができるのでしょうか。

あらゆる人が混在する職場などは、自分と相手の違いを理解して付き合わなければならない場面もあるでしょう。

今回は好き嫌いが激しい人の心理や、接し方方のコツについて詳しくお伝えしていきますので参考にしてみてくださいね。

 

人の好き嫌いが激しい人の特徴について

仲がいい人には丁寧に接しているけれど、嫌いな人だと視線すら合わせないというタイプもいます。

人の好き嫌いがあるのは誰でも共通すること、ではどのような特徴があるのか見ていきましょう。

好き嫌いが激しい心理にはどんな思いがある?接し方のコツについて

敵を作りやすい要素がある

人の好き嫌いが激しい人は、自分から敵を作ってしまう傾向があります。なぜか自分に冷たい態度を取ってくる人は、元をたどれば自分が相手に嫌な思いをさせているため。

でも好き嫌いが激しい人は、他人にすべて非を押し付ける傾向があるのです。このため嫌だなと思った相手は、すぐに嫌いな存在になってしまうでしょう。

敵ができると自分はもっと仲間を増やさないといけないとプレッシャーを感じて、人間関係が狭くなってしまうのです。

 

協調性がない

人の好き嫌いが激しいのは協調性がないためで、自分の思い通りにならない人とはうまくいかないのもの。

他人とうまく付き合うためには、譲歩する必要のある場面もありますよね。人の好き嫌いが激しい人は自分を優先しないと満足しないため、人と足並みが揃わずにひとりで浮いてしまうケースもあります。

 

他人の嫌な部分が許せない

人の好き嫌いが激しいのは、好きになるハードルが高く設定されているからでしょう。「相性があう」というざっくりした感覚ではなく、好きな色が同じ、話し方が素敵、考え方が似ているなど、相手に要求することが多いのです。

このため他人と接していて少しでも嫌な部分を見てしまうと、好きな人から急に嫌いな人に変わってしまうことも。

基本的に無理をして他人を好きになろうと思わないタイプなので、納得しない人には素っ気ない態度を取るのでしょう。

 

白黒をはっきりつけたがる

人の好き嫌いが激しいのは、白黒はっきりつけたがる性格が関係しています。中間地点にあるものはなく、好きか嫌いか楽しいかつまらないかなど。答えはふたつのうちのひとつだけなのでしょう。

特に人間関係については、自分の気持ちをはっきりさせておきたいので、好きな人と嫌いな人それぞれに理由があるのです。

 

固定観念が強い

人の好き嫌いが激しいのは、決めつけやこだわりがとても強いから。根拠のない自分の考えで、人間関係に悪く影響していることもあります。

たとえば「声の小さい人は意志が弱い」など、自分だけのこだわりがあり他人には理解されない否定的な態度を取ることも。

このような偏った考え方になるのは、過去に辛い経験があるのかもしれません。でも一度決めた内容を変えるのは大変なタイプなので、徐々に周囲が距離を置いてしまう場合もあるでしょう。

 

感情的になる

人の好き嫌いが激しい人は、感情的でネガティブな面がとても目立ちます。感情的になるのは自分の判断基準がとても厳しいため。

他人の些細な行動に対して、イライラしてしまうのでしょう。他の人がなんとも思わないことも、自分にとっては重大な出来事になるのです。

不快な気持ちにさせた相手を嫌いになり、さらに距離を置くというサイクルがありますが、ここで相手のせいにしてしまうのが、好き嫌いの激しい人の特徴なのです。

 

好かれる無理をしない方がいい理由

人の好き嫌いが激しい人との付き合い方で、まず知っておきたいのは相手のペースに無理に合わせる必要はないということ。では好かれる無理をしない方が、対人関係はうまくいく理由をお伝えしていきましょう。

好き嫌いが激しい心理にはどんな思いがある?接し方のコツについて

自分らしさが伝わる

みんなに好かれようとして、相手の価値観や考え方に共感する時もありますよね。そして自分を演じることが多くなり、自分らしさがなくなる場合もあるでしょう。

人の価値観は様々なので、自分と違うタイプは多く存在しているのです。大切なことは自分らしさを、相手に伝えられているかどうか。

このためには無理に好かれようとするよりも、自分の考えを素直に伝える方が肩の力が抜けて自然体でいられるでしょう。

 

気が合わない人がいるのは自分のせいではない

人の好き嫌いが激しい人には他人にはわからない理由があるので、嫌われてしまうと自分が悪いことをしたのかとても悩みますよね。

なんでも自分のせいにしてしまうと人間関係はとても窮屈になり、他人と意見が少し違うだけで自分が悪いと思うようになってしまうでしょう。

でも相手を尊重しても、自分と合わない人はいるもの。嫌われても自分に非があるのでなく、相手の価値観が違うだけかもしれません。

思ったように人と接することができなくても、自己否定をせずに堂々とした接し方を意識してみましょう。

 

ストレスが減る

好かれようと思うと、余計な気を使う場面が増えますよね。愛想よく接する、つまらない話でも盛り上がるなど。顔色をうかがいながらの対人関係は辛いものです。

無理に好かれないようにすると自然に人と交流することできるので、考えすぎない方が周りからも好意的に見られるはずです。

無理をしているから、逆に悩みが増えるということも。悪いサイクルを無くすためにも、嫌われてもいいと思う時も必要かもしれませんね。

 

人の好き嫌いをなくすことはできる?

自分のこだわりのために、本来良い関係が築ける人とも出会いのチャンスをなくしていることもあるでしょう。

では好き嫌いをなくして仲良く付き合うために、これから意識したい内容をお伝えしていきましょう。

 

好きなところと嫌いなところを分析する

漠然とした気持ちで、特定の人を苦手に感じることが稀にありますよね。なんとなく拒絶してしまうのは理由があるので、まずは自分の気持ちと向き合うようにしてみてください。

なぜ嫌いに思うのか具体的な理由を探して、同時に相手の良い面も考えること。ネガティブな印象は、ポジティブな部分よりも強く記憶に残ってしまうのです。

嫌だなという感情が湧いたら、ポジティブな面を思いしてみましょう。この繰り返しで相手に少しずつ近づけるようになるのです。

 

共通点を探す

好きな人と嫌いな人をはっきり分けてしまうと、柔軟な判断ができなくなります。苦手な人がいる場合は、まずは自分の考え方を見直すためにも、共通点を見つけてみましょう。すぐに好きになるのは難しいですが「それほど嫌でもない」という中間地点まで気持ちがシフトできれば、将来的に関係が良い方向になる可能性があります。

共通点が多いほど親しみやすくなりますので、些細なことでもよいので話題作りをしてみましょう。

 

好き嫌いが激しい心理を理解するには

好き嫌いが激しい心理になる人には機嫌を取って接するよりも、自分らしさを優先してみてください。

理解できない部分があっても、逆にお互いに学べることがある場合も。違いがある人の方が、自分にとってはメリットが多いケースもあるかもしれません。

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