話しかけると立ち上がる心理になる人は、相手にメッセージを送っている可能性も。マナー的にはとても丁寧な印象を与えますが、他人へのリアクションは表面的にはわからない時も。
今回は話しかけると立ち上がる人の心理について、詳しくお伝えしていきますので参考にしてみてくださいね。
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話しかけると立ち上がる心理になる理由について
カフェでたまたま見かけた同じ職場の人。名前を読んだら立ち上がり迎え入れてくれるシーンも。
このように話しかけると立ち上がる心理になるのは、どのような理由があるのか見ていきましょう。
相手を尊敬している
自分だけ座ったまま話をするのは相手に「失礼」というのは、一般的なマナーかもしれません。でも相手によってはそんな光景はよく見られます。
話しかけると立ち上がるのは、心理的に相手を尊敬しているため。失礼な態度で接してはいけないと思うので、挨拶するだけでもきちんと立ち上がろうとするのでしょう。
人間は心から尊敬している人には素直に反応しますので、お世話になっている人や職場の上司、先輩などには自分の尊敬の念を知ってもらいたいために、オーバーリアクションになってしまうことも。友達など気軽な関係の人には、立ち上がることはないかもしれません。
気になっている相手だから
話しかけると立ち上がる心理になるのは、相手に好意を寄せているため。他の人には丁寧なリアクションはしなくても、恋愛感情のある人には自分を特別視してもらいたいので接し方が違うことも。
話しかけたらすぐに立ち上がってくれる人や、遠くから目が合ったら立ち上がって待ってくれる人などは素直に好意を態度で示しているのでしょう。
信頼しているため
話しかけると立ち上がる心理になるのは、相手を信頼しているためです。共感にも似た気持ちがあるのでしょう。
親しい友達や恋人など自分にとってかけがえのない存在は、自分の一部のように大切にしたくなるもの。なんでも話せる信頼関係があり、共同体感覚になっているともいえるでしょう。
人間関係を築くためには、信頼関係が土台にないと長続きはしないですよね。話しかけると立ち上がる人は、出会いをとても大切に解釈する人なのです。
真面目な性格だから
何事にも一生懸命向き合う真面目な人は、たとえ他人と会話する気分でなくても声をかけられたらきちんと立ち上がり相手を迎え入れます。
とても「律儀な人」という印象を周囲に与えることが多く、礼儀正しいので疲れてしまう場面も多いかもしれません。
真面目な人は義務感が強いので、義務をきちんと果たすまでは手を抜かず努力をします。座ったまま人と話しては相手が嫌な気持ちになるだろうと、手を抜かずに自分が正しいと思ったことを貫いているのです。
緊張している
話しかけると立ち上がる心理になるのは、緊張しているから。他人と交流するのが苦手人はいつも自分のスペースを大切に守り、誰かが入ってくると緊張して自分らしさを無くしてしまいます。
話しかけられると快適なスペースが壊されたような感覚になるので、一気にその場の空気が張り詰めたものに。
緊張する相手というのは自分よりも目上の人やあまりが仲よくない人、または恋愛感情を抱く人などにも緊張する傾向があります。
尊敬から愛情に変わることは可能?
話しかけると立ち上がる心理になるのは、相手に尊敬の念をアピールしているからです。相手に悪い印象を与えないように緊張する瞬間でしょう。
相手が異性の場合は尊敬する人から「好きな人」へとシフトすることがあるのか、気になるポイントについて見ていきますね。
尊敬と愛情は違うもの
尊敬する先輩と好きな先輩、どちらも自分にとっては特別な人でしょう。でも尊敬と愛情は似ているけれど少し違うニュアンスがあります。
尊敬とは相手の人格や言動などを素晴らしいと認識していること。それは好きな人にも共通する内容ですが、尊敬する相手を自分だけのものにしたいと感じたり、ずっと一緒にいたいと切なく思ったりすることはないでしょう。
「好き」という感情は尊敬とは矛盾する部分があり、心の中で隠してしまう感情です。「いつも尊敬しています」と相手に伝えるのはさほど抵抗はありませんが、「ずっとあなたを好きです」と告白するのは勇気が必要になるでしょう。
異性として相手を見ているかどうか
尊敬する人は性別や年齢に関係なく、自然と敬う気持ちが湧く相手。好きな人はもっと親密な関係になりたい、毎日会いたくなるほど胸が切なくなる存在かもしれません。
異性として意識する場合は、尊敬から愛情へシフトしているサインともいえるでしょう。どちらも最初は一緒に過ごすと刺激があり、尊敬する人からは人生の大切なことを学び、好きな人からはドキドキした刺激を受け取ることが多いです。
違いは判断しにくいものですが、相手が自分をどう思っているのか気になりだすと恋愛感情が芽生えた状態の可能性が高いでしょう。
やきもち妬くことがあるかどうか
人として立派な尊敬する上司、自分以外の人と楽しそうに会話している姿を見てやきもちを妬く場面も。
尊敬と好きの気持ちの違いは、自分だけを特別視してほしい思いがあるかどうかなのです。尊敬する人にやきもちを妬くことはなくても、好きな人ならライバル心を燃やして他の異性の行動が気になるものでしょう。
今の自分の気持ちが分からなくなったら、そんな場面をイメージしてみると判断しやすくなるのです。
緊張する相手と仲良くする方法
話しかけると立ち上がる心理になるのは、様々な理由が考えられます。でも話かけてきた相手に対して、緊張感を持っていることは想定できますよね。
失敗が許されない瞬間に緊張感がマックスになることはよくあるでしょう。そんなリアクションが目立つ人には、次のポイントを意識してアプローチすると仲良くなれるでしょう。
座って会話する
話しかけると立ち上がる人は心理的に尊敬の念をアピールしている場合がありますので、恋愛関係に進展したい相手なら、まずは同じ視線の高さで会話することが必要に。
リラックスしてコミュニケーションするのが大切なので、その場合は二人で座って会話するとよいでしょう。
立ったまま話をするのは、相手のリアクションを受け入れたことになります。そのままでは関係がよい方向に進展しない可能性もあるので「一緒に座ってもいいですか」など、雰囲を変えるアプローチをしてみましょう。
笑顔で話しかける
話しかけると立ち上がる人はとても真面目で、自分を丁寧な態度で受け入れてくれると感じるため、とても嬉しいですよね。
特別な関係になるためには、相手を変える前にまずは自分から違った態度を示すこと。笑顔で話しかけたり、目をじっと見つめたりするなど。それとなく特別感を表現してみましょう。
そして大切なのは「立ち上がる」という丁寧な態度に感謝することです。「わざわざ立ってくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えましょう。
真面目な人は大切な瞬間ほど全力投球しますので、自分の努力が報われると更に頑張りたくなるのです。そんなタイプの人と仲良くなるには、ひとつひとつ感謝して優しく接するのが大切ですね。
話しかけると立ち上がる心理に愛情はある?
話しかけると立ち上がる心理になるのは、自分と他人の境界線をはっきりさせているタイプかもしれません。
親しくなるためには、徐々に距離感を縮めることが大切です。そして自分からも好意をアピールしてみましょう。